名古屋市瑞穂区中根町の服部ファミリークリニック(内科・小児科・整形外科・リハビリテーション科・呼吸器科・アレルギー科・
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アレルギー科
気管支喘息や花粉症などを、専門的立場より治療していきます。

日本で患者数が最も多く、また増加しているのが、スギ花粉症です。1998年に有病率が16%だったのに比し、2008年には27%、また子供の有病率も1994年には9-16%だったものが、2008年には25-29%に上昇しています。特に子供の花粉症は、いったん発症すると、自然改善することが少ないことが特徴です。

花粉症の症状には、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみがあり、こうした症状のために睡眠不足になったり、また鼻づまりのために口をあけて眠るようになることで、舌が奥にひっこみいびきが強くなり、睡眠時無呼吸症候群を発症するケースもあります。

主な治療法には、花粉を避けることや、薬による治療があげられます。薬物療法では、少しでも症状がでたらすぐに治療を始める初期療法が有効です。薬には、くしゃみ、鼻水に効果がある抗ヒスタミン薬、ヒスタミンが遊離放出されるのをふせぐ点鼻、点眼薬、鼻づまりに効果がある抗ロイコトリエン薬や、鼻噴霧用ステロイド薬などがあります。薬物治療では、最近眠気などの副作用の少ないものがでています。
薬の治療で改善しなかったり、副作用で使用できない時は、鼻の粘膜をレーザーで焼く手術が検討されます。手術療法は、焼いた粘膜が時間とともに元に戻るため、再発する可能性があります。
舌下免疫療法
原因となる花粉のエキスを少しずつ体内に入れ、徐々に体を慣らしていく方法がアレルゲン免疫療法です。現在根治の可能性がある唯一の治療法です。皮下注射による治療は以前から行われてきました。
そして2014年10月以降より舌下免疫療法という、負担の少ない免疫療法が保険診療として承認されます。これは、花粉のエキスを毎朝1回、舌の裏に含ませ、2分後に飲み込む方法です。2~3年間続ける必要がありますが、自宅でおこなうことができます。
口の中の樹状細胞がスギ花粉のエキスをとりこみ、アレルギーをおさえるリンパ球に伝えることで、症状をおさえるものです。70%の人に治療効果がみとめられましたが、残念ながら30%の人にはまったく効果がありませんでした。
この治療の注意点として、本当にスギ花粉症なのか、しっかり検査して行うこと、効果がでるまでに2~3ケ月かかるため、来年のスギ花粉症にそなえるのであれば、秋までには治療をはじめること、前述のように効果の出ない人もいること、口の中がかゆくなったり腫れることがあること、投与後2時間くらいは激しい運動、アルコール摂取、入浴などをしない、などがあります。また舌下免疫療法を受けられない人は、妊娠中の人、癌治療で免疫力が低下している人、重症の気管支ぜんそく、高血圧でβ遮断薬を内服している人、また12歳未満の方は適応ではありません。
この舌下免疫療法は、別の花粉症や、気管支喘息の発症も抑制することが報告されています。認定治療医院である当院で治療が受けられます。


所在地

〒467-0055
名古屋市瑞穂区中根町
4丁目62番地

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内科 小児科
整形外科・リハビリテーション科 呼吸器科
アレルギー科 各種予防接種
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【院長】服部 義信   【副院長】服部 智津子

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